大通公園最西端の空間 について知っていることをぜひ教えてください

 

大通公園西端は唯一、隠れ家のように存在する

どの区画も多くの観光客が訪れる開放的な雰囲気ですが、唯一、隠れ家のように存在するのが13丁目の資料館裏側の場所。

札幌資料館は、大正15年に札幌控訴院(高等裁判所)として建設された国の登録有形文化財です。
灰色の石の建物が賑やかな公園側を仕切り、当時、多くの者が裁かれたであろう建物の裏側には、木が生い茂り、数台のベンチがあるだけの静寂の空間。観光客が見向きもしないような最西端で、近くのコンビニで淹れたコーヒーを持参して、ほっと一息です。

 

 

プティショコラ  

道一本隔てた西14丁目には、お洒落な店もありますね。

 

札幌大通公園は、街の中心部の象徴とも言える「さっぽろテレビ塔」の西1丁目から、最西端を告げるかのように「札幌資料館」が建つ、西13丁目まで、丁区ごとに趣の違う公園となっています。

【写真・文アマノヒロアキ2015.6.22】