ナマステ について知っていることをぜひ教えてください

駅は成田駅でしょ、空港からすぐです

「それは、ここが国際的だからですよ」とインドの青年がいう。

ナマステというインド料理店は京成成田駅東口からから富里市にちょっと歩いたところにある。「人を呼ぶにも、自分がインドに帰るにも便利だし、たくさんの 外国人がいる街には必ずインド料理の需要があります」という。空き店舗の目立つビルで、光を放つインド料理は懐かしい旨さ。

彼は子どもの頃、世界の子どもの生活を紹介する本を読んだ。それは、教科書だったという。そこで、紹介される日本の雪、花、食べ物、紅葉、子どもの服装、 農村の美しさなど、すべてに違和感を覚え、感動を覚えたという。世界中のどの国よりも日本が気になり続けた。どうしたら日本に行けるか。最初は調理師の資 格をとった。その次は経済学を始める。日本には経済学で留学。


そして、接客にで大白い出会い、素敵な人に会えるからと、飲食の世界にはいり、独立して富里に店を構えたのだそうだ。
まあ、日本語が上手で、非常に爽やか。優しくて気がきく。

奥さんは日本人だそうだ。

 

 

バターを使いません。日本の小麦はおいしいから

「バターは使いません。ヨーグルトを使っているんですよ。日本の小麦はおいしいからこれができるんです」。焼きたてのナンは独特の香ばしさと軽さ。

って、すごいなあ。国産の小麦は高くないのかと訊くと高いけど旨いからいいんだという。「国内のものしかつかいませんよ」とインドから来た人にいわれる「国内」ってのも不思議なような笑えるような、ありがたい気持ちになる。

三種類の豆のカレーを頼むと、これが、旨い。なかなか出会えない豆づくし。スパイスと豆はすべてインドのもの。ところが、日本のネギと生姜がのっている。 インドのウコンではない。インドでなくてはダメなものはインド。そして、日本であるもののほうがよければ日本のものと、合理的なような、客思いのような。 そんな話が楽しい。

 

 

駐車場はたっぷり

隣の喫茶店が営業をやめてしまったので、空いていた駐車場にはすべてナマステの文字が。ランチは割安で飲む人も少ないので駐車場が埋まってしまうこともある。