ここでは、光善寺のさいかち について紹介します。
在所 | 枚方市出口二丁目8-13 光善寺裏庭 |
種別 | 府指定文化財 天然記念物 |
指定 | 昭和50年03月31日 |
所有 | 光善寺 |
【ポイント】
①.さいかちは、マメ科の落葉喬木、本州中南部、四国、九州に自生する。
②.豆果の長さ30cm余り、サポニンを含み洗濯用利尿剤に用いられる。
③.浄土真宗中興の祖蓮如上人と龍女伝説。
※ 見学上の注意
生活の場を通ってさいかちの木に至るので、事前予約が必要 TEL:072-831-1137
【関連写真】
【補足説明】
①.現地案内板より
さいかちは、マメ科の落葉喬木、本州中南部、四国、九州に自生する。茎、枝に多数の刺があり、葉は複葉、花は細かくあわい黄緑色で四弁である。豆果の長さ30cm余り、サポニンを含み洗濯用利尿剤に用いられる。花の色は通常と違ってうすい紫色であり、非常に珍しい。又、大阪府北部地域ではほとんど見ることができないものであり、昭和49年に、大阪府指定文化財(天然記念物)となった。
この木にまつわるものとして龍女伝説がある。室町時代、浄土真宗中興の祖蓮如上人が、出口にて説法されていた時、毎晩熱心に聴聞する美女があり、深夜「私はこの付近2百米四方ばかりの深淵に住む大蛇です。上人の説法により功徳を得て昇天できることになりました。この池を上人に献上しますので、埋めたてて、御堂を建立して下さい。」といって姿を消し、やがて大池のそばのさいかちから昇天したという。 1997年 枚方市教育委員会
【参考情報】
Wikipedia:サイカチ