ここでは、太間天満宮 について紹介します。

在所:太間町10

【ポイント】

①.祭神;主神 菅原道真

     地主神 茨田 衫子(マンダノコロモノコ)

➁.茨田の堤の築造で人柱とされかかった衫子の故事により当地に小社が建立された。

③.社歴

 ・慶長3年(1598)三井の若山に天満宮が造営されたが焼失。再建で分社され、太間村では衫子社に合祀した。

 ・享保5年(1720)再建

 ・明治5年石津村村社若宮八幡宮に合祀。

 ・明治15年、復帰。

 ・明治43年友呂岐神社に合祀。

 ・昭和42年独立、神社再建。(道真を主神、衫子を地主神とした)

【関連写真】

 入口の鳥居2023_04_27 金只   標柱(太間天満宮)2023_04_27 金只   

 案内盤(衫子絶間跡)2023_04_27 金只   手水舎2023_04_27 金只   

 拝殿正面2023_04_27 金只   殿と拝殿を覆う覆屋2023_04_27 金只   

 元裏山の公園2023_04_27 金只   

 

補足説明】

①.現地案内盤

 衫子(コロモノコ)絶間(タエマ)跡

 日本書記、にn仁徳天皇の11年(5世紀初)の条に茨田堤の築造のことが出ていますが、それには、二カ所の難所があって何度工事をやり直してもつながらないので、人柱を立てて堤を完成しようとしました。下の一カ所は、武蔵国の強頚が犠牲になりました。上の所は茨田連衫子が指名されましたが、衫子は機智をもっていけにえになることを免れました。その現場はこゝから400m東の方ということです。

【参考情報】

インターネット:太間天満宮

Wikipedia:茨田 衫子