ここでは、御影(オカゲ)様参り について紹介します。
出典-1:インターネット(エナガ先生講座) 編集 金只
ご祭神の天照皇大神(アマテラス・スメラ・オオカミ)とはもちろん天照大神のことで伊勢神宮での呼び名です。
二ノ宮神社では「おかげさま参り」が密かなブームになり、自分の先祖に感謝してお参りに来る人も多いそうです。
そもそも「おかげさま」とは神様のことで「御影(ミカゲ)」という言葉が、「神霊」や「みたま」「死んだ人の姿や肖像」を意味するそうです。
私は知足という言葉を座右の銘としてきましたが、この質素な天照大神の末社をみて、彼女はここで十分に満足しているのだろう・・・なんて思いました。
出典-2:インターネット Byのりちゃんずより抜粋
「掲示板でおかげ様のことを拝見したので、参拝した」と告げると、少し困ったような顔をされて、「なんだか話しが広がっちゃって・・・」というようなことをおっしゃいました。やっぱり(笑)
日本の神道においては、自然や自分の祖先に対する感謝はとても大事です。
「先祖に対する崇拝」は、仏教のものだと思われがちですが、実は、神道的なものなのです。
日本の神々の多くは、実は、「〇〇氏の祖」という意味合いもあります。
例えば、天照大神は、皇室の祖です。
饒速日尊は物部氏の祖であることも有名です。
天児屋根命の子孫は藤原氏。
このように、古来、日本人は、「自分の祖先」を神として大切にし、拝んできました。
二ノ宮神社では、自然発生的に、この先祖に対する崇拝が、「おかげ様」に対する崇拝として続いてきているのだそうです。
神職さんは、「おかげさま(ご先祖様)に真摯に祈るとき、それは、自分の血の源に祈ることになる。おかげさまとの対話は、自分自身との対話に他ならないのですよ」と、参拝者の方に説明されているのだそうです。ですから、「おかげさまは守護霊様」というのは、「尾ひれのついた噂」ということなようです。
ただ、「願い事が叶う」と噂になっているのは、実際、「霊験あらたか」なのでしょうね。
神職さんは、とても雰囲気の柔らかい方でした。ですから、神職さんとお話させていただくだけで、気持が落ち着き、前向きになり、願い事を叶えるべく実際的に努力するための素地が出来る・・・なんてこともあるのかもしれません。
実際、そのコミュニティー掲示板を見ると、決して我欲ではなく、友人の受験の成功・・・など、他者に対する祈りのために、参拝される方が多いようでした。
そういう「優しい気持」になれる神社なのかもしれません。
ただ、この神社で、「おかげ様」にお祈りする時、「ご先祖様のおかげで、今の自分がある」ということを今一度思い出されてはいかがでしょう。きっと、ご祭神もお喜びになると思います。