ここでは、末社一童社 について紹介します。

在所:京都府八幡市八幡高坊

【ポイント】

①.祭神は、磯良神(イソラシン)[海の神・航行安全の神]

【関連写真】

 末社一童社2019_12_04 金只   標識(末社一童社)2019_12_04 金只   

【補足説明】

①.インターネット情報

 神功皇后朝鮮出兵のとき神々を招いたが、海底に住むイソラだけは、顔に牡蠣や鮑が付いていて醜いのを恥じて現れなかった。

 しかし、住吉神(高良神ともいう)が奏する楽に誘われて現れ、竜宮から潮の干満を自在に操る潮満珠・潮干珠の宝珠を借りうけて皇后に献上し、その宝珠のおかげで皇后は戦いに勝つことができた、との伝承がある。

 この伝承からイソラ神を祀ったと思われるが、それが何故“一童社”と呼ばれるのか不明。
 考古録は「磯良社となすべきか」と記し、
 「末社紀に応神の皇子・額田大仲彦命を祀るとあるが、古書に見えない。後人の付会である。
 また古書に“イツ童”との裏書きがある。イツの“ツ”は“ソ”を誤記したもので、“イソラ”の読みが古伝」とある。
 かつては東側鳥居の外にあったそうだが、江戸期に一旦なくなり、今は築神内に南面して建っている。場所を変えて再建されたものと思われるが、詳細不明