ここでは、水面回廊 について紹介します。

在所:桜町4

【ポイント】

①.枚方市は、平成8年に昭和初期造られた農業用水路を出口雨水幹線として寝屋川市境の蹉跎ポンプ場までの間を整備。

②.出口雨水幹線の主目的は、枚方宿から出口の間の雨水を集めて、蹉跎ポンプ場で淀川に排水するもので内水による浸水を防止ことにある。

②.総延長2.8kmは、同時に水辺の憩いの場としての活用を考慮したもので、水路全体を水面回廊と命名。

 ・最上流は、「水と歴史のふれあい広場」として公園として整備。

 ・高規格堤防の周辺は、「のどかな水辺の小径」として両岸に桜を始めとした花木を配置した遊歩道として整備。

 ・マンション群と府道13号線に挟まれた区間は、「人と人の出会いの広場」として両岸の遊歩道と一体とした橋に工夫を凝らして整備。

 ・旧京街道からポンプ場の間は、「自然と田園のある小径」として田園の中の農道的遊歩道として整備。

【関連写真】

 水面回廊(北入口説明板)2012_04_07 金只   水面回廊(北入口説明板)   

 水面回廊の標識2014_11_10 金只  出口雨水幹線と遊歩道が蹉跎ポンプ場続く2014_11_10 金只

【補足説明】

①.水面回廊案内板より

 この水路は、昭和初期に農業用水路として造られたもので、寝屋川市界まで2.8kmの長さがあります。

 枚方市では、この水路を出口雨水幹線として改修するのを機会に、豊かなうるおいのある街づくりの一環として、「水面回廊」と名付けて、地域の状況に応じた整備を進め、水に親しめ安らぎのある水辺空間を創造していきます。                  平成8年4月 枚方市 下水道部