板町 について知っていることをぜひ教えてください

  • 秋葉街道(板町通り)沿道で、西龍寺の下の三叉路の近くの隣組をいう。御家中十六町の板町にあたる。

  • 現在の東高遠の区域は、近世の板町村とほぼ重なり、武家屋敷を中心に板町と呼ばれることもあったが、狭義の板町秋葉街道沿道のこの町内を指す。地名の由来については、東高遠の項に記したとおり、板へぎが多く住んでいたからとされる。板町の旧称を稲登方(トウトガタ)とする記録もある。

  • 戦前は、秋葉街道の通行する人々供された店が並び、昭和18年1943頃まで塩たばこなどの日用品が売られていた。

 

板町通り(正面奥は三界山)

 

【木の下蔭】
板町東角今矢部氏の屋敷の座敷の庭より寶永の頃にもありけん入江何某といふ人金を掘り出して富饒に成りぬ其後追々衰へて斷絶し今當家に家名なし又此屋敷其*當城籠城のうちに小田切孫右衛門といふ人の末葉孫右衛門といひし者此屋敷に住めりとぞ此邊かつ都て板へぎ多く住みけるゆへ板町と名付く此孫右衛門の類七人住みけり板町にて今古き百姓は此七人の子孫と云傳ふ鳥居家所替後の縄ばり此等七人の受けるとぞ