スナックきむら について知っていることをぜひ教えてください

輪西町1丁目31番10号
電話0143-44-1507
21:30〜翌6:00
休:第二、四日曜日

カウンター12席、ボックス10席

静かに陽気なマスターと、クールに優しいママが、朝まで相手してくれる店

「マスター、財布に3,000円くらいしか残ってないんだけどさ、大丈夫?」

「あー、全然いっすよ。うちはね、チャームチャージが1,200円でビールが500円で税込だから、1,700円あったら朝まで居られるよ」

「焼酎のボトルは?」

「無理しなくていいよ、2,000円だけど。がははは」

「じゃ、それにしましょう。3,200円ありました」

そのあとは、マスターと二人で、朝7時まで飲んじまった。
 

喋ろうが、寝ようが、歌おうが平気。かまってくれたりほっといてくれたり。

お店がはねた姐さんたちが、やってくるので結構賑やか。タクシーにのって、中島や登別にからもやってくる。接客を離れた姐さんたちは、思い切り喋り捲っていて、気分がいい。笑っていると、会話に巻き込まれたり、質問攻めにあったり、これはこれでまた楽しい。みんなで山菜取りに行った話、お店の笑い話、戦争はよくないという話し、あの店がうまい、温泉行きたい、彼氏とのろけ、いろいろ。


12,00円のチャームなのだけど、小鉢が二つにサラダに焼き魚。この日はシマホッケだ。「これにご飯と味噌汁つけたら定食だな」と常連客がいうほどのボリュームが笑える。客を悪酔いさせない工夫の一つ。

「今日は運がいいなあ」とマスターがいう。ママがお客さんの姐さんたちと採りにいった落葉の味噌汁やキトピロの醤油漬け、浸かりすぎたから早く食べてと大量のナスの漬物。常連のお客様のために焼いた好物の目玉焼き、彼が「さっき食ってきた」といわれたら「じゃ、お兄さん食べてね」と僕のところに直行。まるで友達の家だ。