室蘭で水揚げされる魚介類 について知っていることをぜひ教えてください

 

室蘭で食べる魚は非常に美味しい。

室蘭周辺で収穫される水産物は他と比べても実に多様であるとの話を地元の方から聞き、興味が沸いたので調べてみることにした。

 

下表の水揚量に関する統計をみると、室蘭で揚がる魚介類のうち、約8割はすけとうだらということがわかる。

すけとうだらは大半が加工品にいくのかなと思いきや、最近は漁や保冷技術の発達で切り身も並ぶとのこと。11月以降が旬らしい。

参考:室蘭市HP 旬の食材(11月)

すけとうだらの次に多く水揚されるのはかれい類とのこと。「昔からかれいをよく食べていた」という地元の方のお話が少し裏付けられた。

たこやぶりなども旨そうである。

きちじって何だろうと思ったらキンキのことだった。室蘭のキンキとは何とも涎が出る。

 

   表:室蘭における品目別上場水揚量

品目

上場水揚量(t)

 

総         数
(貝類・海藻類を含む)
20,684.0
すけとうだら(生) 16,745.6
かれい類(生) 1,235.3
するめいか(生) 819.9
ほたてがい(殻付) 451.8
たら(生) 411.1
さけ類(生) 329.8
その他の魚類 141.0
たこ類 120.2
ぶり類 104.4
きちじ 51.3
その他のかに類 46.9
ます類 44.6
うに類(殻付) 40.7
えい類 31.4
なまこ類 19.0
その他の加工品 13.8
その他の貝類(殻付) 10.0
その他のえび類 9.8
わかめ(生) 8.9
さめ類 8.0
ほっきがい(殻付) 7.7
こんぶ(干) 5.2
あなご 4.6
ひらめ 4.3
さば類 2.4
かたくちいわし 2.1
ほっけ 2.0
にしん 2.0
あかいか(生) 1.9
たらばがに 1.3
その他の水産動物類 1.1
はたはた 1.1
その他のまぐろ類(生) 1.1

注:水揚量が1t以上の品目のみを表示

上場水揚量:調査区内の卸売市場において、せり、入札、相対等によって取引された数量をいう。(搬入量(調査区外の漁港等から搬入されたもの)及び冷蔵庫から出庫された量は除く。)

(出典)農林水産省 水産物流通調査(2014年) 年別調査報告 より作成

 

室蘭市のHPでは公設市場のことや季節の魚について非常に丁寧な説明があって読んでいて興味深い。

水産物は室蘭の宝であることは間違いないようだ。

 

(参考)

市場

旬の食材