室蘭市だんパラスキー場 について知っていることをぜひ教えてください

 

室蘭市だんパラスキー場


通称は「だんパラスキー場」、または「だんパラ」と略してスキー場を含めて話されることもある
道路上の看板では「むろらん高原だんパラスキー場」と標記されるものもある
だんパラ公園(室蘭室蘭岳山麓総合公園)の上部に隣接している

 

市民ニーズに応えて、昭和62年12月オープン、平成24年から、市の指定管理施設
北海道南西部、標高911mの室蘭岳の山麓に位置し、ゲレンデから室蘭市街が一望できる

ゲレンデ面積8.4ha
標高差:65.6m
コース本数:2本
コース最長距離:700m 初級者用の第1 コース(450m) 中級者用の第2コース(700m)
最大斜度:14度、平均斜度9 度
リフト:トリプルリフト1基
休憩施設:無料休憩所、レストラン
託児所:なし
ナイター照明あり:21時まで
スキー・スノーボードの初心者の練習に最適

住所:北海道 室蘭市 香川町224-1

 

2015.1.2


室蘭とスキーとスケートと自分


東京に住んでいた頃
飲み会で出身地が話題になると
北海道出身というだけで
スキー教えて!と言われ

札幌に移ってからは
職場ぐるみの年間行事といえば
夏はゴルフ、冬はスキーが多かった

スキー 好き? (^_^;

昭和40年代
母校・絵鞆小学校の冬の体育授業は
スキー教室ではなく「スケート」

先生方がグランドに水をまき
自然に任せて凍らせて作ってくれた
天然のスケートリンク
体育の時間以外は
放課後に開放されて
みんなでぐるぐる回って滑った

当時、スケート靴は今以上に贅沢品
しかも、成長期の子供だから
サイズが1シーズンで変わってしまう
お下がり、中古はあたりまえ
スケートの種類も少なく
ほとんどは刃が薄くてシューズのホールドが浅いスピードタイプ
なかなか自分に合ったものに出会えず
カクカクしたものばかり履いていた

遊び道具としてスキーもあるにはあったが
みんなの中で本物のスキーを履いているのは転校生だったりした
地元の子らは、ちょっと乱暴に扱うと割れてしまう竹スキー
その後、現在のようなプラスチック製のミニスキーが登場して
多少、スキー感覚が身近なものにはなった

室蘭にも雪は積もる
しかし、その量は隣町の登別より少なく期間も短い
さらに、蘭西地区と呼ばれる室蘭の先端地域は尚更だ
リフトやナイター設備のあるスキー場は身近には存在せず
そり遊びをするような公園や坂道は
すぐに土が露出しまう環境だった

そんな故郷で生まれ育った僕が
はじめて本格的なスキー板を履いたのは
札幌に引っ越して職場の上司に誘われ
渋々ついて行った「キロロ」だった
初めて乗ったリフトは高所恐怖症の僕にとって地獄
降り口ではコケてリフトを止めてしまう始末
せっかく着いた頂上では怖くて滑れず
結局、スキーを担いで歩いて下りることに (´・ω・`)
もう三十路に入って久しい年齢になっていた


昭和も終わりに近づいた62年(1987)
室蘭岳に本格的なスキー場がオープンした
港や噴火湾を見下ろす素晴らしいロケーション

母校の絵鞆小学校からでも、
今は白鳥大橋があるので15分もあれば十分に行ける
僕が育った頃には考えられない環境が出来上がった

これは画期的なことなのだ
もう、僕らの子供や孫の世代からは
スキーやスキー場が身近な日常として存在している
自分のようにスキーに劣等感を抱く者も激減しているに違いない

いや、僕らの世代だって、その気になれば
今からスキーを自分のものにできるはず(*´▽`*)

ところで
僕はスキー下手を育った環境のせいのように書いてきたけれど
実はスケートもゴルフも下手くそなのだ
つまり、単なる運動音痴と認めざるを得ない(笑)

【Dec,30,2014 writer&photo by Hiroaki Amano


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室蘭市だんパラスキー場
室蘭市香川町224番地1
tel 0143-43-5600
 
 
 

 

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