登別漁港の泥炭 について知っていることをぜひ教えてください

 漁港工事現場では大規模に護岸が掘削されている。この東側の掘削場所には泥炭が見られる。もともとマリンパークからフンベ山のあたりは沼があり湿地帯が広がっていたという。その湿地帯の跡がこの地層であろう。泥炭の下部には黒砂層が厚くたまっていた。この泥炭の中に登別軟石の巨石が埋まっていた、人工的なものか自然のものか悩むところではあるがおそらく自然のものであろう。縄文海進前後にフンベ山から崩落した軟石が波打ち際に転がっていたものとも考えられる。そのあとに沼や湿地ができて巨石が埋まってしまったと考えられなくもない。調査をしたかったがかなわなかった。