大久保 忠世（おおくぼ ただよ、1532年 - 1594年）、大久保七郎右衛門（おおくぼしちろううえもん）は、徳川氏の家臣、初代の小田原藩主（在任：天正18年・1590 - 文禄3年・1594）^{(1:10)(2:373)}。

天文元年（1532）、三河国（碧海郡）上和田郷（愛知県岡崎市上和田町）に生まれる^(2:373)。

天正18年（1590）、豊臣秀吉は、小田原城を攻略した後、関八州を徳川家康に与え、家康は小田原を大久保忠世に与えた^(1:10)。禄高は4万石から、のち加増されて4万5千石となった^(1:10)。

文禄3年（1594）9月15日に小田原城で死去、享年63^{(1:10)(2:377)}。小田原の大久寺に葬られた^(2:377)。子の大久保忠隣が2代目領主となった^(1:10)。

参考資料

1. 市川幸雄「昔の小田原と西北4部落の成立」富水西北史談会 編『ききがたり 富水西北の歴史 第1巻』富水西北公民館、1984・昭和59、10-16頁
2. 堀田正敦ほか『寛政重修諸家譜』巻第707 大久保 宇都宮支流（藤原氏道兼流） 続群書類従完成会版、1965、巻第11、373-377頁、（大久保）忠世