巡礼街道(じゅんれいかいどう)、市道51号線(しどうごじゅういちごうせん)(3)は、国府津(から下って森戸川を渡った富士見橋際交差点)から飯泉観音(の少し手前の飯泉交差点)に至る2車線道路。沿道には郊外型の大規模店舗が多い。

熱海線(2023年現在の東海道線)が国府津から小田原まで延伸される(1920年10月(2:20))以前は、国府津で下車した道了尊参りの講中が歩いて関本まで向かう経路にあたるため、富士道のことも巡礼街道、巡礼道(じゅんれいみち)と呼んでいた(1)

沿革

1957年(昭和32)、小田原市施工の都市計画道路として拡張・舗装整備工事に着工し、1967年(昭和42)に完成した(3)。拡張整備される前は道幅9尺(約2.7m)の農道だった(3)

参考資料

  1. 額田常子「大正初期の生活」富水西北史談会 編『ききがたり 富水西北の歴史 第1巻』富水西北公民館、1984・昭和59、3-5頁
  2. 松浦正郎「小田原が生んだ 辻村伊助と辻村農園」箱根博物会、1994
  3. さんわ会25周年記念誌編集委員会『下府中地域 我が町の今と昔』さんわ会、2000、45頁

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