子どものための動物園 について知っていることをぜひ教えてください

円山動物園誕生の背景


1951年(昭和26年)道路や交通機関が優先で無駄遣いは出来ないという市議会議員達の猛反対に対して、札幌市長、高田富輿(たかだとみよ/1892-1976)強くが言った。

「市民は長かった戦争に疲れ、今また戦後の食料事 情や貧しさに喘いでいる。そんな人たちに心安らげる場所を提供し、夢や希望を持って欲しいとう気持ちの何処が無駄な予算なのだ」。

静かになった議場で、高田市長はつづけた。

「なあみんな、親はいくら貧しくても、子供にはアメ玉一つでも与えてやりたいものだよ」。
議員達は納得し、出来上がった円山動物園には北海道 中から人々が殺到し た という。

「第四集北海道百年物語」(2004,STVラジオ編p63-64)より一部引用


氷の滑り台の誕生

「札幌の子供の原風景に、大人が一所懸命つくる美しい氷の滑り台がなくなってはいけない」と、真駒内の雪まつり会場の閉鎖を受けて、円山動物園と円山町内会、札幌青年会議所メンバー(当時)、NPO法人シビックメディア(当時)などでつくる円山動物園スノーフェスティバル実行員会によりスタート。2006年から。