鴨々川強歩遠足 について知っていることをぜひ教えてください

今年もすすきの鴨々川エリアで行われるイベント「鴨々川ノスタルジア」。
そのイベントボランティアと公式ローカル誌『Bocket』の編集に本校生徒が平成26昨年度から継続して関わっている。

これまでの活動としては、昨年のイベント期間中に行った、昔中島地区に住んでいたお年寄りに当時の生活の様子を取材することから始まり、中島中学や市立図書館で資料を調べたりして原稿を書いている。また、月1回の『Bocket』編集会議を本校で行っている。

                                         

鴨々川強歩遠足          

4年次2組 中田 誌絵莉

 

 

昨年(26年度)より携わっている雑誌「Bocket」発行の為の取材として強歩遠足に参加しました。

目的は中島公園近くに流れている「鴨々川」の元を辿りながら開拓の歴史に触れることでした。当日は朝7時半に中島公園に集合し出発。

 

目印になるところで記録をしながら、ほとんど川に沿って歩きました。

道中、本願寺道路の宿場にするため開拓史によって建てられた(旧)簾舞通行屋に寄りました。

現在は「旧黒岩家住宅」と呼ばれ札幌市の指定有形文化財にもなっているこの建物は地域の歴史を伝える写真や農機具、また生活に様子を再現した人形などが展示しています。

大きな熊の毛皮と建物内で唯一現代風のつくりのトイレがとても印象的でした。

旧黒岩家の近くには、本願寺街道跡の石碑が立っています。本願寺街道とは現在の国道230号線の前進となった道で、本願寺道路ともいいます。

使用者が少なくなり道が荒廃したため通行はできませんでしたが石碑の前で写真を撮りました。まさに山道といった様相で、昔の人々はこんなに険しい道を歩いていたのかと思いました。

 

その後もほとんど順調に歩き、ゴールである章月グランドホテルに到着したのは

 

16時半頃でした。約26km8時間半の長い道のりを歩きっぱなしだったので体が疲労していたのが分かりました。ホテルで入った温泉が本当に身にしみて参加できて良かったと思いました。

帰りのバスでは達成感と疲れから眠ってしまいました。徒歩で8時間半かかった道のりがバスだと1時間半しかかからず、便利な時代であることを改めて感じました。

今回の遠足は自分の足で歴史を確かめることのできた貴重な体験になったと思います。