関連情報


  • 「海浜植物群生海岸」(iアプリ「伊豆大島ジオパークガイド」/大島観光協会)

海辺の崖に適応した植物たちの楽園。

噴火で流れた溶岩とその後の長い間の波と雨は、島の東海岸に切り立ったダイナミックな地形を作りだしました。

崖に沿って遊歩道を歩くと、起伏のある地形に、きらめく海と弾ける波、そして様々な海浜植物たちがたくましく生きる姿を堪能することができます。

強い潮風と日差しという海辺の厳しい環境に適応した特徴ある植物たち。最も海に近い部分はオオシマハイネズに覆われ、スカシユリ、イソギクなどの草本類、さらに陸側にはトベラやマルバシャリンバイなどの低木、最後にクロマツやカイヅカイブキなどの高木の林に移り変わってゆきます。地形に応じた海岸植生を観察してみてください。国の天然記念物にも指定されています。

下の写真は地を這うコニファー(針葉樹)の仲間のオオシマハイネズです。