伊豆大島の地形は今も変化し続けている。
数十万年以上も前に活動していた古い火山である筆島火山の稜線が陸側に残っています。山の稜線を延してみると、大きな火山であったことが分かります。
噴火のときの溶岩や火山灰によって土地を広げ島を作り出す作用と、波や雨によって浸食され島を消していく反作用が、今も刻刻と伊豆大島の姿を変え続けているのです。